ひさびさ更新のにゃむ(父)です。
「子どもの将来のためにお金を貯めておかないと…」
小さいお子さんがいるご家庭では、皆さん同じように考えると思います。
ひとくちにお金を貯めると言っても、普通預金や積立貯金、財形、学資保険など様々です。
単に貯めるだけではなく、子どもの成長に合わせてお金も増やしていけたらいいですよね!
この記事では「投資信託」についてご紹介します。
投資信託と聞いてどんなイメージが浮かびますか。
おそらく、下記のような2パターンに分かれるのではないでしょうか。
すでに活用中の方はこの記事を読まなくても平気かもしれません。
でも、もし調べたりとか手続きが面倒という理由でまだ始めてないとしたら…、
めちゃめちゃ機会損失してますよ!
思ったよりも投資はカンタンに始められるのです。
私もまだ投資歴1年そこらの小者ですが、少しずつ運用して分かった気づきや、メリットの方が多かったので共有したいと思います。
始め方も紹介しますので、この記事を読んでカンタン投資ライフをスタートしてみてください。
それでは以下からどうぞ!
1.そもそも投資(資産運用)とは何だろう。
(1)投資とは
シンプルに言うと「お金(資産)を増やすために、長期的に何かに対してお金(資産)を投下すること」です。
投下したお金は、その投資対象の実績や、価格の変動などの影響で利益(もしくは損失)を生み出します。
(2)投資の目的
ズバリ、(1)で説明したとおり、将来のお金を増やすことが目的です。
でも何のために増やすのか、どこまで増えたらゴールなのか。
漠然と増やそうとする前に、何のため(誰のため)に増やす必要があるのかを考えてみましょう。
私の場合は、娘(だーちゃん)の教育資金のために投資しています。
2.投資をするメリット・デメリット
(1) 投資のメリット
・効率良くお金を増やせる
正確には効率よくお金が増やせると「期待できる」。
なぜかというと、世の中に存在するお金のうち、私たち消費者が使うお金なんてほんのわずか。
会社が使うお金や金融マーケットで流動しているお金のほうが約9倍もの規模を持っているからです。
そこに対して投資をすれば、大規模なマーケットで生み出される利益の一部を勝ち取ることができそうです。
・金融リテラシーの向上(金融ニュースや世界情勢など関心が持てる)
投資を治めると、それに影響する要因(政治、為替、株価、国際問題など)に敏感になります。自分のお金もこれらの要因で値動きするわけですから、自然と気になってニュースで流れる株価指数をチェックしたり、関連書籍を読んでみたりするわけです。一見お金に関係なさそうな事柄も、実は裏でつながっていたりして面白いですよ。
・お金に対する考え方が変わる
お金が減るのは誰だって嫌ですね。
でも普段のお買い物でお金が減るときとは少し気持ちが違います。
投資をしたらお金が減った!→なんか嫌だと思う
投資をするぞ!と決めるとき、自分が投じた資金が減る可能性があることを容認することになります。
・投資するとリスクを伴うが、利益を得られる。
・投資しなければリスクは無いが、利益は得られない。
重要なのは、リスクは時間の経過と共に少なくなることです。
世界は長期的に見ると成長を続けているので、そこに投資し続けることで損失が自然とカバーされる効果があります。
投資をしていれば、一時的な損失は当たり前。
気にせず地道に投資を続ければ、きっと子供たちのためになりますよ。
(2) 投資のデメリット
・お金が減る場合がある
一般的に、大きな利益が見込める投資対象はリスクも大きいことが多いです。
「こんなことで一喜一憂したくないし、お金は銀行に預けておくのが一番!」と思いますよね。
でもこれは「お金を増やしたい」という目的においてベストな選択肢とは言えません。
お金は安定的な場所に保管しておくよりも、流動的な場所に乗せておくほうが力を発揮するものなのです。
これは一か所に溜まっている水は腐るが、流れている水は腐らないことに似ています。
お金はまるで自然のようにふるまうと言えます。
「流動性のない」預金に対して、投資の世界は「流動性がある」ということになりますね。
3.ひふみ投信の「くるみ口座」で実際に資産運用してみた実績(途中経過)
その純資産は1,400億円という規模になっており、日本中の「お金を増やしたい!」という人たちからの資産が集中していることがわかります。
ちなみに、こちらの「2017年のファンドオブザイヤーランキング」では日本株で最上位の6位にランキングされています。
・くるみ口座は、ひふみ投信の未成年口座のこと。なんと0歳から始められる!
でもどうして、ひふみ投信が選ばれるのでしょうか。
圧倒的な安定感。
ひふみ投信は最大で50%まで現金保有率を高めることができ、バブルのような状況において利益の乗った株を売却して現金化することで、暴落時のショックに備える方針を打ち出しています。
そして、暴落時に取っておいた現金で株を買い戻すことで、良いパフォーマンスを演じているのです。
現在の運用実績を公開!(2018年6月時点)
我が家では、昨年11月頃から購入し続けて7ヶ月ほど経過しました。
今は下記のようになっています。
購入金額321,000円
評価金額340,357円
評価損益19,357円
はい、半年で6%も増えてます。
この実績を魅力的と見るか、大したことないなと見るかは人それぞれですが、
同じ金額をただ普通預金に入れておいたら…。とてもじゃないですがここまで増えないはずです(確信)。
そして、ソニーの学資保険(III型)の場合、これだけ増やすのに2年はかかります。
そこら辺の学資保険よりもはるかにハイ・パフォーマンスなので、学資保険さっさとやめてこっちに切り替えましょう。
いくら投資すればいいのか
投資額については、各ご家庭によりお財布事情は様々だと思います。
例えば、普段の生活に負担がかからない月々5,000円〜10,000円から始めてみてはいかがでしょうか?
家では毎月5,000円を最低でも入金。余裕があるときはさらに、そしてだーちゃんがもらったお年玉などの臨時収入はすべて投資に回しています。
これからも娘のためにコツコツ続けていきます!運用実績は随時更新しますのでお楽しみに。
4.くるみ口座を開設する手順
まずは必要書類を準備してください。
最初はちょっと面倒ですが、一度開設してしまえば後はお金を振り込んで運用してもらうだけのほったらかしになりますので、頑張って開設してみてください!
必要書類を準備する
基本はマイナンバーカードど運転免許証があればOK。
くるみ口座の場合は子供の健康保険証とマイナンバーカード(または通知カード)も合わせて必要になります。
口座開設フォームを入力する
- こちらからひふみ投信のページにアクセスします。口座開設に進むボタンがあるのでクリック。
- 「同意事項・重要事項のご確認」で、各書類に目を通したあと、すべてのチェックボックスにチェックを入れる。
投資資金がどのように運用されるか、そして規約等が記載されていますので必ず目を通してください。
- 必須項目の入力
お名前(フリガナ)性別
生年月日
住所
電話番号
メールアドレス
ご職業
米国納税義務者の該当の有無
→「私は米国籍ではないため、該当しません。」が選択されていることを確認。
外国PEPsの該当
→「私は外国PEPsに該当しません。」が選択されていることを確認。
居住地国
→「はい。日本のみです。」が選択されていることを確認。
お取引暗証番号の設定
→半角4ケタで暗証番号を決めて下さい。
目論見書不交付に関するご確認
→「同意する」が選択されていることを確認。
特定口座に関する情報のご入力
→特別な場合を除き、特定口座を選択しておけば間違いないです。
・源泉徴収を自分でしない人(収入が会社からの給与のみの人)
申し込む (源泉徴収を選択する。分配金についても特定口座に受入れる。)を選択。
・源泉徴収を自分でする人
申し込む(源泉徴収を選択しない。)を選択。 - 振込先指定預金口座のご入力
解約時に代金を振り込んでほしい口座の情報を入力して下さい。 - お取引関連情報のご入力
- くるみ口座(未成年口座)に関する情報のご入力
今回は未成年口座の作り方なので、「口座開設者の方は未成年」を選択してください。
こちらを選択すると、親権者情報の入力欄が出てくるのであわせて記入してください。
ここまですべて記入できましたら、次のページでお申込み内容の確認を行ってください。
記入内容に間違いがないか確認し、「送信」をクリックすると申込み完了です。
続けて必要書類のアップロードを行います。
必要書類のアップロード
アップロードの方法は2種類。
・口座開設フォームを記入したあとに確認書類を撮影しアップロード。
・または、申込み完了後に届くEメールからアップロード画面に進むこともできます。
アップロードがうまくいかない場合も、郵送対応もできるそうですので安心ですね。
口座開設通知書を受け取る
最後に、「口座開設の完了のお知らせ」を簡易書留で受け取り、開設完了です。
お疲れさまでした!
5.まとめ。テキトーな投資は絶対オススメしません!
今回ご紹介したひふみ投信の「くるみ口座」は、投資信託の中でも少しだけリスクが多めの「アクティブファンド」というものになります。
かといって、保険会社の提供する学資保険はリスクが僅かな分、大したリターンは見込めません。
アクティブファンドは10年、15年という子どもの成長スパンと合わせて資産を増やせるので、学資の積立という意味ではリスクとリターンのバランスが良いと言えそうです。
幼いころにもらったお年玉なんかをコツコツ投資していくと良さそうですね。
また、いわゆる投機商品(FX、仮想通貨、先物など)に比べればアクティブファンドははるかに安全。
例えば、2017年にバブルと呼べる暴騰を演じたビットコインは、現在1/3ほどに下落しています。
ビットコインを最高値で1万円分買っていたら、現在その価値は3千300円に減っています。
投資でハッピーになる人がいる一方で、ガックリと肩を落としている人もいるということです。
毎日の仕事と子育てを頑張る一方で、くるみ口座を使ってカンタンにお金を育ててゆくのが賢い親なのではないでしょうか。
それでは!