【パパ帰国しました】セブ島留学の光と影




こんにちは!父のにゃむです。
先月、約1年におよぶセブ島での単身生活を終えて帰国しました。
語学学校を卒業してから、数カ月ではありますが現地採用として海外勤務の経験を積むことができました。
そして家族と相談し、日本での暮らしを選ぶこととなりました。
経緯を話すと長くなるので割愛しますが、改めてセブ島留学を客観的に捉えることができているので皆さんにシェアしたく、このブログ記事を書いています。

そもそもセブ島留学って?

Googleの「セブ 留学」検索ワード数は右肩上がりで上昇を続けている。

主に英語力向上を目的としてセブ島に滞在し、留学をすることを指します。

セブ島が留学先に選ばれる理由として「安い・近い・楽しそう」などがあると思います。
ここ数年で、なんとセブにある英語学校は100社以上!まさに今アツい留学先となっているわけです。

セブ島留学のメリット・デメリット

Photo by Alexis Brown on Unsplash

一定のお金と時間を投じて留学に行くわけですから、絶対に意味のあるものにしたい!と考える人が多いと思います。そこで私の体験を通じて考えたメリットとデメリットを説明します。

メリット

格安で英語留学ができる

セブ島での英語留学は、その他人気の留学候補地(北米、ヨーロッパ、オーストラリア)に比べておよそ半額の費用で済みますので、少ない費用で手軽に留学をしたい人に向いています。

文化の違いを肌で感じることができる

実際にセブ島留学をした経験を踏まえると、文化の違いに触れることができるということが一番のメリットであるように感じます。食文化、フィリピン人とのコミュニケーション、倫理観、宗教観など、異国に一定期間滞在することで初めて見えてくる総合的な文化体験があります。

人脈が広がる

外人とのコミュニケーションの他に、セブ島には個性的な日本人がたくさんいます。会社経営者、投資家、ブロガー、アイドル、デザイナー等々。また、そういった肩書きがなくても強烈な個性や志を持つ人がたくさんいます(良い意味で普通でない人ばかり)。

そして現地で暮らす日本人向けの様々なイベントもあるので、積極的に顔を出せばすごい人たちと簡単に知り合うことができます。
私はどちらかと言えば人見知りな性格なのですが、現地で暮らしているうちに社交性も少なからず身につきました。

デメリット

ネイティブスピーカーは少数

これはあくまで英語留学にどのようなイメージを抱いているかによりますが、セブで学べる英語は日常的に使える英語。それがまず身に付きます。その後、頑張り次第で「フィリピンで働ける」レベルの英語が身につくと思います。ただし、過度な期待は禁物です。環境が英語を身につけさせてくれるという認識は間違っていて、いかに貪欲に英語を吸収していけるかによって結果には大きな開きがありますし、ネイティブレベル(アメリカ人やイギリス人と対等にコミュニケーションが取れる、洋画が字幕なしで楽しめる)に到達するにはセブ島留学は最短距離とは言えません。

文化の違いを肌で感じてしまう

既にメリットとして紹介したこちらですが、デメリットとしての面も併せ持っています。フィリピン人との認識の齟齬によるトラブルや、文化の違いでイライラすることは少なからずあると思います。そして日本人にとって一番つらいのではないかと思うのが衛生面と食事で、これらに無頓着な人ほどセブ留学に向いていると考えます。

ここではあえて衛生面、食事、治安などを「異文化」とひとくくりにしますが、いずれの面も日本人として相容れない部分は多少なりとも存在します。

留学に向いている人とそうでない人

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向いている人

時間的・金銭的・精神的余裕がある人

留学を志す以上は、この3つの余裕を最大化した状態で挑んでください。金銭的余裕がある人はアメリカでも欧州でも好きにいけばいいと思いますが、肌感覚として実際に留学にかかると試算した費用の2倍~3倍の余剰資金がある状態が望ましいといえます。

時間的余裕に関しては、人それぞれストーリーがあると思うのですが、「留学が終わったらすぐに卒業論文を書かないといけない」という大学生が割と多かったです。けっこう人生の節目で留学しに来ている人が多い印象。「場合によっては1か月ぐらい延長して滞在してもオッケー」くらいのほうが充実した留学ライフを過ごせると思います。

明確な目的意識がある人

例えば「3カ月語学留学してTOEIC800点以上を取得し、フィリピン・シンガポール・ベトナムを視野に海外就職活動を行う。現地で3年から5年は務めて、その経験を活かし日本国内でキャリアアップを図る」といった中・長期の目的を持っている人にとって、セブ留学は最適な第一歩となるでしょう。逆に「とりあえず留学して英語力を向上させたい」という程度だと、留学が終わった後に迷いが生じますのでおすすめしません。

ひたむきな人

留学中は様々な誘惑があります。セブに限った話だと①酒が安い、②マリンアクティビティが豊富、③日本人たくさんいて楽しい等…。そういうものに惑わされ続けた結果、ほとんどバケーションを楽しんで帰国していった人たちも大勢いました。思い出としては良いものになるかもしれませんが、実際に身につくものは少ないのかなと思います。

向いていない人

日本に心配事が残っている人

たとえば「病弱な親を残してきた」「日本で借金がある、ローンがある」「養う家族がいる」など(全部私です!!)悪いことは言わないので心配事を取り去ってから留学しましょう。私は家族の反対を押し切って留学に踏み切ったため、家族関係にヒビが入ってしまいました…。

金銭的に余裕がない人

上記と被りますが、金銭的に十分な余裕を持ってから留学してください。現地セブは平均的な物価こそ安いものの、医療や生活用品など思わぬ出費もあります。

繰り返しますが、実際に必要な資金の2倍~3倍は貯蓄があった方が良さそうです。

他人に流されたり、惑わされたりしてしまう人

留学をしていると、周りの学習レベルや学習スピードに流されてしまうことが少なからずあります。自分の意見をしっかり伝えないと、誰も分かってくれません。

 

留学した後のプランについて

mastermind76 / Pixabay

正直なところ、留学後のプランが一番重要です!!

期間によらず「とりあえず留学してみた」といった動機では留学が実りあるものにならないです。そういう人をたくさん見てきました。

留学中のイメージは「いつもより高めに設定した跳び箱に挑戦しようと助走している」状態です。留学自体は踏み切る直前のロイター板だと思ってください。いくらバネの反発力で思い切り飛躍できたとしても、練習して努力しないと目的は達成できないですよね?それと同じです。

おわりに

この記事では、私の経験バイアスを加味しながらも、我ながらセブ島留学について客観的に述べることができたと思っています。

今や留学は英語学習に必ずしも必要な要素とは言えませんよね。良質な書籍は山ほどありますし、動画、英会話レッスン、発音矯正などオンラインで様々なコンテンツやサービスに触れることができます。そのおかげか、純ドメ(留学や海外居住経験のない人)で英語の読み書き話しができる人なんてそこら中にいます。

それでも留学は、履歴書に書ける、書けないに関わらず一生モノの体験として、その後の人生に活かされることと思いますので、「自分の人生にセブ島で留学するという体験を刻みたいか?」という自問に素直に答えてみてください。

それでは!