卒乳は自然に任せようと決意してから早1年。おっぱいは栄養というより精神安定剤に変わっているようだ。

やんちゃんです。

今月で2歳を迎える娘のだーちゃん。もうこの世に産声をあげてから2年経つのか・・・。と感慨深く思います。

そして、そろそろ思うこととしては卒乳はいつになるのかしらということです。え!?まだ卒乳してないの!?と思った読者の皆さん。娘は卒乳も断乳もせず、おっぱいを今だに吸っています!!

1日最低でも1回は吸わないと不機嫌になるくらいおっぱいが大好きなようです。大好きなのはいいのですが、母の負担が変わらない(笑)

新生児の頃や離乳食中の頃はおっぱいは栄養という存在でしたが、2歳になる娘にとって今、おっぱいは精神安定剤という存在に変わっているのではないかなと考えます。今回はなぜ断乳をしなかったのか、なぜおっぱいは精神安定剤のような存在だと考えたのか書いていきます。

なぜ断乳をしなかったのか

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冒頭の話を聞いた読者の皆さんはじゃあ断乳すればいいじゃないと思うと思います。そう断乳・・・。今まで決して断乳をしないと考えていたわけではないのです。去年から何度かチャレンジをしていたのですが、娘の悲しそうな泣き声に負けてしまいおっぱいをあげてしまうのです。恐らく、どんなに大泣きされても絶対にあげない!!という強い気持ちがないと断乳をすることはできないのだと思います。

子供にとっては昨日までおっぱいが吸えてたのになぜ今日なのか!!と驚くと同時に怒りも沸き起こって、結果として大泣きということになるのではないでしょうか。

大人に例えれば、昨日までタバコやお酒が自由に吸えたり飲めたのに今日、たった今から一切禁止となれば少なからず動揺するはずです。それが大好きなものであればあるほどに!!(笑)

そんなこんなで、離乳食を食べたり保育園に昼間預けていると日中の授乳はないので心配はあまりなかったのですが、保育園から帰ってきてからと問題は夜寝る前のおっぱいタイム・・・。これがないとほぼ寝てくれない。(ここ2、3日はパパに寝かしつけを頼んでいたのでおっぱいはないのですが)それくらい執着心が強い。泣かれて近所迷惑になるよりは、数分から數十分与えれば寝てくれると考えたら、断乳はできませんでした。

それに昼間は保育園ですし、朝ごはん、夜ごはんはきっちり食べていたので栄養面では問題がないはずなのに・・・うまくいかないこともあるんですね・・・。

卒乳は自然に任せてみようと決意

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断乳を何度かチャレンジしても娘の訴えに負けてしまい、おっぱいをあげてしまうのでここは潔く卒乳まで自然に任せるという形に変えました。その方が娘にとっても私にとってもストレスがないのでいいんじゃないかと思いました。断乳したらしたで楽なのはわかるのですが、おっぱいは張るしで母としてもなかなか大変でした。なのでいつ卒乳になるかはわからないけれど娘が自然と欲しがらなくなるまで頑張ろうと思いました。

 

月齢が上がるごとに負担が増える

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卒乳は自然に任せようと断乳を断念しましたが、おっぱいをあげるたびに私の負担は増えたなと感じます。そこで離乳食以前の時との比較をまとめて見ました。

離乳食以前の時との比較
  • 授乳の回数が減ったために一度に出る母乳が減り、その分力強い吸い方に変わった。
  • 一度おっぱいタイムが始まると数十分は吸い続けている。
  • 乳首を噛まれる時がある。

 

もしかすると一度は経験したことのあるママもいると思います。まず、離乳食が始まるとだんだんとご飯からの栄養がメインになっていくので、必然的に母乳の出る量は減ります。しかし、離乳食もしっかり食べる娘のだーちゃんがさらにおっぱいを欲しがると、需要と供給のバランスが取れなくなり、おっぱいをおもいっきり吸ったり、手で絞り出そうとしたりします(笑)力も月齢が上がるごとに強くなるので、特に乳首のところに負担がかかると感じました。

また、一度に出る母乳の量は確実に減っているので本人が満足するまでの時間が長い。娘の場合だと一度おっぱいタイムを始めると最低でも10分以上は吸い続けていて、これでは新生児のころとあまり変わらないことがあります。新生児の頃と比べると私の時間も気持ちも少しは余裕ができていて家のことや自分のことをしたいなと思っていてもおっぱいタイムのおかげで何もできないということが毎日あります(笑)

最後に乳首は噛まれることがあります。歯が生え始めた子におっぱいをあげると乳首を噛まれて出血・・・。なんてことをよく聞いていた私。幸い娘の歯が生える時期は遅かったので離乳食開始前後の時は被害に合わなかったのですが、さすがに2歳近い子におっぱいとなると噛まれました(笑)しかも、歯がほぼ揃っている状態なので余計に痛い。一度ガブッと噛まれた時に思わず「いたっ!!」と言ってからは噛まなくなりましたが・・・。そこは察してくれるらしい(笑)

 

保育園から帰ってきてからと寝る前は必ず欲しがる

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娘であるだーちゃんの場合は、保育園から帰ってきてからと夜寝る前は必ず欲しいとアピールしてきます。これも保育園に預け始めてから変わらない日課となっています。おそらくですが、昼間は私と一緒に過ごすわけではないので寂しさが娘の中にはあるのではないかなと考えます。おっぱいという魔法?一種の麻薬?があることによって安心感が得られるのかなと思います。

また、夜寝る前も必ず欲しがります。絶対におっぱいがなくても寝れるはずなのですが(私がいない時は寝ている)、私が家にいる時は必ずと言っていいほど欲しいとアピールされます。保育園の件とも同じになりますが、安心して寝たいという気持ちから欲しがるのかなと考えます。

おかげさまで、保育園から帰ってきてからすぐにおっぱいタイムになってしまうので夕飯作りが思うようにできなくなりました(笑)これでは保育園に預ける前となんら変わらない時間配分ではないか!!と思います。

 

仕事から帰宅してからのスケジュール

仕事から帰宅→帰宅からお迎えまでの持ち時間30分で夕飯の下準備→保育園にお迎え(徒歩往復20分)→おっぱいタイム(10分以上)→夕飯作り再開(1時間半くらい)→夕食→お風呂→寝かしつけ(おっぱいタイム→自分の時間または娘と一緒に就寝

こうやって書き出してみるとなかなかハードスケジュールの中でやりくりしているなと感じます。我ながらよく倒れないと思います(笑)朝も忙しいですが、夕方も忙しい。ということは寝ている以外はいつも忙しいということになりますね・・・。

 

卒乳は自然に任せるのメリットとデメリット

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卒乳にメリットやデメリットとあまりつけたくないのですが、ママにとっては意外にも負担になっているおっぱいタイム。だったら断乳した方がいいのでは?と思いますが、やはり卒乳は自然に任せるにも良いところ、よくないところがあると感じます。

 

卒乳は自然にの良いところ
  • 子供は欲しい時におっぱいをもらえる
  • 子供にとって安心感がある(一種の麻薬?)
  • ママとの言葉以外の肌と肌で感じるコミュニケーションが取れる
  • ママは体重を維持できる

私なりに良いところを考えて見たのですが、上のようなことが考えられると思いました。まずは子供にとって欲しい時にいつでももらうことができて、なおかつ安心感を得られるというのが一番のいいところではないかなと感じます。何か安心できるものがママのおっぱいということですが、子供にとっては最上級の安心感を得られるのではないでしょうか。

また、ママ目線で見てみると体重を維持することができるのではないかなと考えました。よく、出産時の時はおっぱいを上げると体重が減るのが早いと聞きませんか?あまり過信しすぎるのもよくないようですが。卒乳は自然に任せることによっておっぱいを出す時にもやはり以前と変わらない体力を使うと思うので、体重を維持しやすいと感じます。しかし、いくらおっぱいの力といっても食事管理はしっかりしないと維持どころか増加してしまうかもしれませんが・・・。

卒乳は自然にのよくないところ
  • お酒が飲めない
  • 体調が悪くても欲しがられる
  • 自分の時間が削られる

 

よくないところを私なりに考えてみました。まずはお酒が飲めない!!絶対にこの日はあげないと決めてしまえば飲んでも問題ないと思いますが、ベロベロに泥酔した体でおっぱいタイムは良くないですよね(笑)(泥酔するのも良くありませんが・・・。)次に体調が悪くても欲しいと言われてしまうところです。どんなに熱が出ていても、咳が止まらなくて体調が悪くても欲しいと言われてしまえばあげるしかないか、大泣きされても無視するしかありません。最後に自分の時間が削られます。少ない自分の持ち時間なのにさらにおっぱいタイムのおかげで減らされてしまうと思いました。

良いところもよくないところもあるのですが、結果として思い切って断乳するのも正解だろうし、卒乳まで自然に任せるというのも正解だと思います。

私の場合は断乳しようにも途中で諦めてしまったので結果として自然に任せようとなりましたが、今のままでも少しだけ負担はありますが、なんとか毎日を乗り切っています(笑)どんなに娘が不機嫌になってもおっぱいがあることによってケロッとご機嫌に変わることもあるのですから・・・。

栄養というよりは精神安定剤のようになっている

おっぱいといえば、栄養!!とイメージしていた私ですが、2歳になる娘がいまだにおっぱいタイムを続けているということは栄養というよりは精神安定剤という存在に変わっているのではないかなと思います。栄養に関しては3食プラスおやつまできっちり食べているので、おっぱいに依存する必要がないのが目に見えています(笑)

ということはやはり安心感が欲しいからが一番しっくりくるということです。平日は一緒に過ごす時間があまりないというのも原因の1つだと思います。だから栄養的にはもう必要がないけれども、欲しがるということなのではないかなと考えます。これはもう精神安定剤のような役割をしています。おっぱいという力はすごいですね!!

あとはいつになったら自然と卒乳してくれるのか・・・。と日々悶々としております。